ルーバー・フィドラーはマジックの考案だけでなく、そのマジックを成立させる原理そのものを考案することで、他の考案者と一線を画しています。4-Dサプライズに使われている特殊プラスチックシートの原理はアメリカで特許を取得しており、その原理を使って、ルーバー自身も多くの作品を作り、またポール・ハリスは「リアリティ・ツイスター」という作品を発表しています。
テンヨーの鈴木は、その原理に新たな構成を加え、何もないことを確認した空間から目の前で立体物が出現するという、クロースアップ・マジックでは画期的といってよい現象を生み出しました。発売前、この現象をビデオに取り、ルーバー・フィドラーに送ったところ、本人もだまされてしまい、大いに喜んでいただけました。
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