テンヨーが50年以上、毎年欠かさずに発表し続けているマジックの新製品。「商品開発ストーリー」では、それらの開発の裏話をご紹介します。
新聞をビリビリに破ってから元に戻す。シンプルな現象ですが、日用品を使って、大勢の人に見せられるということから、多くの人に愛されてきたマジックです。さまざまな方法があみだされ、スライディニーという著名なマジシャンもレパートリーにしていました。
多くの方法は、破った新聞を折りたたみ、すり替えた別の新聞を広げてみせるものです。その場合、観客から見ても、仕掛けはわからないにせよ、破った新聞を折りたたみ、別の新聞を広げていると感じてしまうことがあります。時とともに改良がなされ、新聞紙を一気に広げるようにして、破った新聞が瞬時につながって元に戻ったかのように見える、スムーズな流れが追求されました。
しかし、どんな方法にしても、元の新聞を破ってしまうため、毎回、少なからず面倒な準備をしなければなりませんでした。「よみがえる新聞紙」は、新聞紙を一気に広げるというスムーズな流れを受け継ぎながら、専用の仕掛けを用意することにより、繰り返しの準備がよりかんたんにできるようにしました。
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